一週間終わって

読書メーター始めました。最初なのでいま部屋の本棚にある本、特に印象に残っているものをどんどん突っ込みました。授業が始まって学校に通うようになって、“いまのところ”ちゃんと本を読んでいる。とりあえずは授業の関係で村上春樹の長編小説がほとんどだけど。まだ月曜日の授業を受けていないけど、今年取った授業はどれもおもしろかった。去年は卒業要件や教職課程のために正直受けたくないような科目も多く受講してた。それが原因なのかいまいちピンとこない授業がほとんどだった。周りの学生はいかに楽に単位を稼ぐかしか考えていないし。ぼくの学科にはレジュメを集めてそれを持ち込んでテストを受ければ出席しなくても単位がとれる授業がいくつかあります。去年会えば話をする程度の仲になった人はみんなその類の授業をとっていた。「どうして○○論とらなかったの?」「そういう楽なのは上級生になったときのためにとっておくんだよ」そういう学生が集まる授業はたぶん一生とらないと思います。そういう意味では今期の授業はまじめな学生*1が多い印象。自分も負けずにがんばりたい、と思えるのがいい環境。うちの大学は客観的に見ても、日本を代表する大学と言えると思います。知名度もそれなりに高いですし。それでも実態はけっこう残念なことになっています。自分もその残念は氷山の一角になっていると指摘されたら立つ瀬がありません。だからこそ、今年こそはたくさんの本を読み、たくさん考え、多くの物から多くを学びたい。いつでも「楽に」という接頭辞をつけずにはいられない人たちの中には埋没したくないと思うわけです。こんなことをマジメに書いて恥ずかしいと思わない気持ちがないわけではありません。叶うならこれきりにして、いつものふにゃふにゃした自分でありたいです。そういうお年頃なんだと思います。もう少し本を読んでから眠ろうと思います。

*1:まじめな学生というのは授業中は私語を慎み、提出物を期限内に出すというだけの、小学生のうちに習うことをきちんと当たり前のようにこなせる人のことです。成績が優秀で誰も思いつかないような発想を生み出せるとかそういうことではないです。