六月も下の旬となるに

ノルウェイの森の上巻を読んだ。舞台はたぶん早稲田。本人はなぜか否定してるとか。作中でワタナベ君は自分の大学を自嘲気味に「二流私立大学」と表現する。ワタナベ君は浪人はしていない。春樹は浪人している。なんでも東大に行きたかったけど,失敗したとか。早稲田が「二流私立大学」であることに異存はないし,実際一部の学生を除けば,まともに文献も読めないボンクラの集まりであると思う。まぁ自分もボンクラの「ボ」の字のてんてんくらいには一役買ってると思う。春樹は自分が早稲田を出ていることをどう思っているのだろう。二流私立大学だと思っているのだろうか。別にそんなことはどうでもいいのだけど,そんなことばかり気になってしまった。僕は将来,自分の出た大学のことをなんと表現するのだろう。まだ3か月弱しか過ごしていないのでわからない。愛校心とかわくのだろうか。そういった感情は高校で使いきっているような気もするけど。現代は大学闘争などは起こらない。当時の学生に比べ今の学生には覇気がない。別に闘争起こせ,と言っているのではなく,そんな平和な状況じゃ愛校心もクソもあるかいなって話。平たいんだよ毎日が。思い出も少なく終わるのだろうか。
ところでテストがじわりじわりと近づいてきた。がんばんなきゃなぁというのが,社会学,教育心理学,科学思想史,経済学といったところ。あーがんばんなきゃなぁ。ということでまずは,教育心理,科学思想史あたりから手をつけようかと。この二つは最近楽しいのである。