everyday,windy…

新生活から新鮮さと緊張感を引くと,虚無感と疲労感しか残らない。新しい環境にも慣れてきた,と思う。緊張感はもうほとんどない毎日。虚無感はまだ覚えない。もしかしたらずっと。それは充実してるから?わからない。疲れてる?肉体的には。精神的にはどうだか知らない。諸々のことに目を向ける。距離感。だいたいつかめてきた。最初は手探りだから,あまり大きな期待は抱かないし,縛りは少なめに。生活の全体像がつかめてきたところで,仔細に触れる。通学と授業と勉強と友人とバイトとサークルと,恋愛と。よくわかる部分とわからない部分。もちろんある。はっきり言って去年は起伏に乏しい1年だった。精神的にはすごく楽。ただ,なにもないというだけ。それを求め,手に入れ,風船を手放した。遠くへ飛んでいってしまった風船。取り戻したい気持ちと,必要な犠牲だったんだという気持ちと。新たに手に入れた風船。絶対放さない。放したくない。握力はなく,ものすごいヘリウム。突風。短期間のうちに何度も襲い掛かってくる。必死で握りしめる風船のひも。放さない。絶対に。自分はどこへ向かっているのだろう。意志あるところに道あり。俺に意志なんてあるんだろうか。道は開かれるんだろうか。わからない。途中でレールが切れてるかもしれない。誰にもわからない。わからないからこそ頑張る,ガンバレル。そうして今日が終わり,明日が来て,また今日が終わる。いつか明日が来なくなるその日まで,誰にもわからない。