世界観の再構築を

自分と趣味や価値観が合う人を好きになる、ってのは一見すると至極真っ当で、実際にそうしてパートナーを選ぶ人は多いと思う。一見すると、なんてあからさまに否定的に書いたけど、否定するほどのことではない。でも僕は違うかなぁ。だってケンカするし。趣味が合えばこそ衝突する瞬間は多いんじゃないかな。ケンカするほど仲がいいとか言うけど、正直ケンカは嫌いですねぇ。でも価値観が合わないのも衝突の原因に十分なる。はてどうしたものやら。しかし、相手と自分の趣味が180゜違うってのはなかなかに興味深い。そこには自分の固定観念や狭い認識をぶち壊す無限の可能性があるから。同じ視点から同じものを寄り添って見たってなにもおもしろくないじゃない。同じものを違った角度から眺められる人こそ真のパートナーじゃないかな。でもそんな人って今までいなかった。趣味や価値観ってのはあの車が好きとかあの歌手が好きとかそういう小さい話じゃなくて、もっと、発育環境の違いからくる判断の違いとか、大袈裟に言えば宗教の違いから来る発想力の違いとか。地域の狭いコミュニティに押し込められていればそんな自分と大きく違った人と出会わないのは当然の話で。僕はたまたまそんな狭い世界からは少しだけ抜けられたかなぁ。なんて思っている今日この頃なわけですどうもこんにちは。だって全国津々浦々、あるいは留学してたとかそんな人に囲まれてたらねぇ。そんな貴重時間を大切にしたいと思うわけです。あ、風邪ひきました。