2010年も終わる

今年も終わる。1年の終わりと同時に病歴が増える。丸3年、元旦から4年目。たまに冷静に客観的に自分の人生の今までとこれからを眺めてみると、主に病気、あるいはその他いろいろなことによって年の割に「ケチついちゃって」んなーと思う。保険入れないし。だから未来に明るい希望持てないし、そこに他人を巻き込むことも悪いと思う。未来に投企できないなら過去を懐かしんだり、今を楽しむしかできない。「未来」を見据えることはなんの意味もない。未来は現在の延長として現れるのみであって、一点を定めるものではない。ビジョンとかそういうのあるけど、今ここにいて、将来のある一点にビジョンを定める。そのためにどうするか、みたいなことはできない。破綻することが目に見えているからだ。定年まで生きられないかもしれない、孫の顔は見れないかもしれない、あと10年は生きられないかもしれない、大学を卒業できないかもしれない、明日死ぬかもしれない。今日家に帰れないかもしれない*1。そう思うと今できることは?焦る焦る。焦って焦って相手の気持ちも考えられない。ひとりよがり、自分本位、自己チュー。誰もわかってくれないし、自分にもわからない。こんな得体の知れない思いを抱えて生きて行かなければならないならもういっそ…。
病気になって3年が経過してこんなことをごくたまにだが考えるようになった。最近の自分の軽率な行動に対する言い訳かもしれない。だけど毎日が鉛のように重く、霧のように息苦しいことだけは紛れも無い事実だ。

*1:もちろんいつもこんなこと考えてるわけない