剣道してきた

今日は母校の高校で稽古。大会が近いのでお邪魔してきました。本当は23日に自分の大会があるので、そのための体慣らし。自分の2つ上の代から1つ下の代まで4年連続で出場していたのに、ここ2年は逃しているので心配。今日はそんな話を少しマジメに書こうと思います。普段女と遊んだとかそんな話ばっかりだからね!(どや)
今年のチームの特徴ははっきり言って個性がない、元気がない、野心がない。そんな感じ。技術的な面で言ったら自分たちの代よりも上かもしれないってのは顧問との共通の見解。でも「何か」が足りない。それは去年の代から思ってたことで、ぼくはその「何か」について、上のないって言った3つの中では元気だと思っている。部の雰囲気というか。自分の代と比べてみて、覇気がないというか大人しい。良い意味でも悪い意味でも優等生すぎる。キャプテンに「このチームまとめやすくない?」って聞いたら、「はい、けっこう楽です」おれたちの時はひとりひとりクセがあってまとめ辛かったかと思う。まとまるのはよいことなんだけど、大人しいとは別の話なんだよなぁ。どうにかして一本とってやろうとか、虎視眈眈みたいなのがない。練習と試合のギャップが大きい。練習見てれば期待的には県ベスト4はかたいくらいなのに、16も行かないうちにコロッと負けたりする。もう4つ下の代だけど、見ていて本当に不甲斐ない。だから稽古に顔出して、少しでも何か変えられないか。自分が刺激になれないかって思ってるんだけど。後輩から見たら、卒業したくせにうざい先輩だなぁ、ってなるのかもしれないけど、こっちに言わせれば、だったら結果出せよって話。思い出づくりの仲良しクラブじゃないんだから。第一、仲良しクラブじゃ思い出にもならないし。っていう話が最近の子供たちには通用しないんだよなぁ。新入生に3年間の目標を言わせると、口を揃えたように「レギュラーをとりたいです」とか「3年間続けたいです」とか言うらしい。笑っちゃうよね。おれの時は、関東、全国が目標だったんだけど、正直な話mおれは中学の頃はそういうレベルの選手じゃなかった。初めて部活に顔を出した頃は、来る場所間違えたかなって思ったし、自分が関東に出られるわけないと思ってた。でもそういうことを口に出す雰囲気じゃなかった。もちろん上の先輩は中学の頃から県でも上位常連の人ばかりで、本気で関東・全国を狙ってる人たちだった。で、自分はそれに必死に食らいついていこうって。で最終的には目標だった関東にも出られたし。インターハイはあと2つってところで逃したけど、全力でやりきったからこそ、卒業して3年経った今でも、胸をはって部活に顔を出せるし、当時の仲間と集まってうまい酒が飲める*1だからまぁそういうわけで今の現役のやつらにもがんばってもらいたいわけ。せっかくやってるんだから、やれること全部やろうぜ、って。そういう気持ちを後輩に微力ながら伝えようとしてきたつもり。奮起を期待したいね。実力的には上に行けるやつらなんだから。
子供に教えるの楽しい。こういうことすると教師いいなぁって思っちゃう。言葉足らずで、思ったことを100%伝えられないのがもどかしい。経験かな。子供の心に残ったり、人格形成やその後の人生に影響を、とかそれはさすがに大袈裟かな。でもそれくらいの意気込みでやらないとやってられないだろう。目標と結果は往々にして違うものだ。適当すぎる。
稽古後は先輩と先生の3人でラーメン屋へ。インスリン忘れてて焦った。自分の現役の頃の話とか、次の大会の選手選考の話とか。中でも印象に残った話が、先輩がインターハイ予選個人準決勝で対戦し、その後優勝した選手が大学で先輩に暴行され死んだ事件のこと。葬式のあの異様な雰囲気は忘れられないと。
大会がんばってください。おれもがんばるよ…

*1:いや、飲まないけど。たとえ話だよ。他のやつはうまそうに飲んでいるけどな。