深夜に起きる

変な時間に寝て、変な時間に起きて。彼女からの電話を2回も無視して*1深夜の虚脱感。机上には王位戦が並べられていて。木村は負けたのか、3連勝したのに、いや、ために気が抜けた将棋だ、と偉そうなことを。熱海に旅行に行って、ただひたすら恋人を眺めていた。彼女の言動は非常に趣深く、本当は幽霊にでもなって近くから見守っていたいのだけれど、現実そうもいかないのである。これから僕らはどうなるのだろう。僕が死んで守護霊になるのがよいか、それともそのまま生き続けて寄り添うのがよいか。僕みたいな生き続ける限り病人な人間と一緒にいてなにがよいのか。もっともそれを差し引いて欠点はあまた。僕は自分の欠点を病気に押し込めて他を顧みない嫌いがある。病気になったことで全ての悪をそのせいにする。結果、僕は直すことのできないものをうじうじと考え、直すべきものについては一切考えない。これじゃあ人間が進まない。どうしようか、その答えはどこにもないし、探す気もない。僕は半永久的にくそ人間なのである。

*1:寝ていたのです!