夢心地

すべてが想像の世界の出来事だと知ったとたんに、体を動かす気も失せる。ちょうどよい倦怠感に包まれ僕は眠る。誰にも邪魔されない僕だけの空間で、自分だけの世界を展開する。お陽さまとにらめっこして、あっさりと負け、再び眼をつむる。そうして今日も時間が流れていく。