未来への接し方

常に10年後のビジョンを描いていたい,自分がなにをしているか,どうあるかについて,ある程度の見込みは持っていたい,と思う一方で近い将来に対して目標や想像を働かせることには消極的。つまり大きなレールを敷いて目的地は定めておきたいけど,細かな寄り道は決めたくないということ。なにか縛られているような気がしてならない。これはまったくもって個人の価値観の世界だと思う。細かな目標を立てることで行動力を上げることができるという人がいるということは普通に納得がいく。ただその上で僕は目標を立てるとやる気がなくなってしまう人間なのだ。「流れ」というものに身を任せ,ある程度の輪郭が定まったところで「港」*1を意識する。その方がしっくりくる。大学に行くことに関しても目標はない。とりあえず教員免許をとるということくらい。でもこれは自分の中でいわゆる「目標」という位置づけではない。現在はすごく気合いが入らない状況。実際に通ってみて「流れ」に乗って「港」を定めるのだろう。そういう意味では非常に興味深く,わくわくする。

*1:原監督風