メタフィジコー

愛は形而上的だと予備校で習う。
形の見えないものだから。と言われる。
その形を最低でも相手には示そうと必死になる。
かくいう自分もその類だったと思う。
でも愛は形而上的なんだ。愛を形で示そうとして、示せた気になってもそれはウソなんだ。本当の愛は観念的で、人間、少なくとも僕なんかにはとても形にして示すのは無理なんだ。
でもね、僕の観念の中にはしっかりとそれがある。
自信をもって言える。

最近夢を見る。いつも登場人物は同じ。でもそれはとても見るに堪えないもので、必死に抵抗しながら目が覚める。自分の思い描くような展開が待っていないから。深層心理を映しだすはずの夢がこれってことはどういうことなんだろう。彼女とのカタストロフを暗示しているのだろうか?いや、違う。恐らくは不安なんだろう。彼女と会えない日々が見えない不安を増幅させているのだろう。彼女に対する思いが少しずづ揺らいでるような、そんな自分が情けなく、腹立たしい。

今は全部勉強に打ち込む時期だ。死に物狂いで勉強することが彼女との距離を縮めるための最善手だ。そして来春、観念的な見えない敵の王将を詰ます。その日の自分を想像すると、なんだか不思議な力が湧いてくるような気がする。

ということで今日は第一回全国センター模試♪