限界

愛は有限なんだ。注がれる愛にもそそぐ愛にも限度がある。ちょうどポットとカップのように。表面張力によってギリギリのところでこぼれない。それが理想じゃない?多過ぎたって少な過ぎたって僕らは満足しない。そのギャップは決まって相手のせい。それじゃいつまでだって釣り合わないだろう?いい加減そのことをわかったらどうなんだい?それともその不釣り合いが居心地いいのかな。あぁ,またソーサーにまでこぼれているよ。しょうがないなぁ。