まさかのサプライズ&浪人総括

早稲田大学教育学部社会科学科社会科学専修,合格。

落ちてたと思っていたのに受かりました。わーお。
正解数÷問題数という点の出し方では甘めに見積もって97/150で去年の合格最低点には届いてなくて,さらに配点考えたら全然ダメだと思ってました。うーん。不思議。古文とか悲惨で,「益荒男」を「ますあらお」と読んでみたり*1,「迷はざらなむ」を「迷わないだろう」と訳してみたり*2,すっとこどっこいなことばっかりしたのに。どうして?って感じ。だから発表は昨日だったのに,どうせ落ちてるからと,見ませんでした。そしたら今日いきなり郵便屋がきて。なんなんだ。
まぁ,これで僕も早大生です。伯母に電話したら泣いてしまいました。早慶に受かると親戚中が大騒ぎというのは都市伝説ではなかったようです。

ここからは浪人総括。まず僕は代ゼニで浪人してたわけですが,気に入らない講師の授業はバシバシ切ってました。好きな講師と比較してしまっては意味がないと思ったから。正直授業なんてどれを受けても同じ。自分がどう勉強するだけです。僕の場合は好きな講師の授業を受ければ,安心感が得られると思って授業を受けていました。学力を上げてもらったなんて思ってないです。志望校に対してどんな意識を持って勉強したかが重要なんじゃないかな。その証拠に僕は明治の法と早稲田の教育の問題はかなり早い時期から見ていました。上智や明治の政経と早稲田の社学は直前に突貫工事的に問題をやりました。その結果明治法や早稲田教育は合格しましたが,そのほかは落ちました*3
このブログを前から見てる人は調子のいいこと言って。と思うかもしれません。でもいつか言ったように受験生の気持ちは受験生にしかわからないのです。僕はもう受験生ではありません。だからもう本当の辛い気持ちなんて僕にはわからなくなってしまいました。この1週間で天国と地獄です。それが受験ってもんです。
でも僕にはハングリー精神が足りなかった。去年は病気をしてしまい,直前の1ヶ月間まともに勉強できなかった。それを言い訳にしていた。だから落ちても悔しさは全くと言っていいほどなかった。それが慶応に届かなかった理由かな,とも思っている。その上で僕にはある受験理論があって,それは第一志望に受かった受験は成功とは言えない,というもの。理由はもっと上に行けたのではないか,という気持ちが残るから。本当に行きたいところだったのならいいのかもしれないけれど。その辺は人によりけりかな。
ま,そんな感じで僕の受験生活は終了です。

*1:ホントは「ますらお」

*2:ホントは「迷わないでほしい」

*3:社学は発表まだだけど,これこそ落ちてる