毎日が戦い

今日、母にあたってしまいました。
昼間、予備校で昼の血糖測定をしようと思ったが、人がいっぱいいる。こんなところでできるわけない。だって怪しまれる。自分の指に針刺して、血を出すところを他人には見られたくない。だから、サボっちゃいました。そのことを母に報告したら、
「じゃあ宣言しちゃえば?」
「はっ?なにを?」
「僕はこういう病気です!って。」
なにを言ってるんだ、この人は。と思いました。そんなこと言えるわけないでしょ。確かに、カミングアウトは必要なことかもしれない。僕はいつ調子が悪くなって、意識を失うかわからない。その時に低血糖だからってことを周りの人が承知していて、さるべき処置をとってもらわないと取り返しのつかないことにだってなり得る。低血糖昏睡は脳に障害を起こしたり、最悪もう2度と目が覚めないことだってあるかもしれない緊急事態です。周りに伝えておかないといけないことなんて百も承知。だけど、やっぱり言えない。だけど、言わないといけない。そんな時の母の無責任ともとれる発言。思わず、
「母さんに、俺の気持ちがわかるかっ」
って言いそうになりました。すんでのところで飲み込みましたが。危なかった。言っていたらどうなっていたことか。「あなたに僕の気持ちなんてわからない」なんてドラマなんかでもよくでてくる気がするけど、あんなセリフ言われた日には絶望ですよ。まして母は僕が病に倒れてから誰よりも心配してくれて、退院後は僕のために慣れないカロリー計算までしてくれて。感謝してもしきれないのに。母の立場からすれば、そこまで手をかけているのに、そんなことを言われたら・・・。考えただけで、切なくなります。どこまでも甘ったれで情けない自分に腹が立ちました。そんな考えでいたのではいつまでたっても自立できません。もっと自分に責任と自覚を持たなければ。反省です。